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  • 日本徒手理学療法学会 > 参加者からの体験談 > 第259回技術講習会 四肢関節に対するマニュアルセラピー

第259回技術講習会 四肢関節に対するマニュアルセラピー

千葉メディカルセンター 鈴木宏奈様

 

 今回の講習会で、関節や痛みに対する評価、治療の選択肢が増え、それらを翌日から臨床で実践し、効果の実感がありました。有意義な講習会に参加することができ非常に嬉しく思っています。

 

私は理学療法士として7年目であり、運動器疾患に多く携わっております。これまで、炎症期を過ぎた易刺激性の低い方や、筋インバランスによる機械的なストレスを有する症例への評価、介入について多く学び、実践してきました。日々の臨床の中で、肩関節周囲炎の炎症期の症例や、変形性関節症の症例等において、手も足も出せない状況があり、現状の知識の不十分さを感じ、関節に対する評価、治療の幅を広げたいと徒手療法に興味を持つようになりました。

 

講習会で教えて頂いた、徒手療法による疼痛抑制メカニズムは私にとっては非常に新鮮で、疼痛の感受性が強く、どう介入しようか考えあぐねていた症例へ実践したところ、症例に安楽をもたらすことができ安堵したという経験をしました。

 

Steve先生が繰り返しおっしゃっており、印象に残っていることは講習会で技術を学ぶだけではなく、考えることが重要だということです。今回、症例検討も催され、問診の段階で多くの疾患の可能性を考慮し、適切に診断まで到達するための思考過程の深さ、広さが自分のそれとは比べ物にならず、強く印象に残りました。理学療法士へのダイレクトアクセス権のあるオーストラリアと日本とでは診療制度の差こそあるものの、主訴の原因は何で、どの介入が必要なのか、その部分を考えることは同一であり、理学療法を行う上で最も基礎の部分の重要性も改めて実感することができました。

 

今回の講習会を契機に徒手療法について今後も学びを深め、また、考えることを疎かにせず日々の臨床を行っていきたいと思います。



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