第222回技術講習会 「Mulligan Concept Upper Quarter」感想文
第222回技術講習会 「Mulligan Concept Upper Quarter」
釘宮整形外科リハビリクリニック 藤沢 諒介 様
この度3日間の研修を受け、学んだことはPILLという概念を元に行うことです。
痛みはなく、即時効果が得られ、持続するということ。概念通りでなければ方法を変えるということでした。
個人的には効果が得られにくければ他の方法をという考えの元に今まで臨床でやってきましたが、考えから教えて頂けた研修でした。
そして、CROCKSという概念はCは禁忌、Rは繰り返し、Oは最終可動域でのoverpresser、Cは 患者さんとの関係、Kは解剖・運動学などの知識、Sは理学療法士の感覚と臨床での理学療法のあり方を再度考えさせられるものでした。
研修の中では、解剖・運動学などの知識に踏まえ、エビデンス、研究結果など、実技以外にも学ぶことはたくさんありました。
実技の中では、触診部位・ポジション・固定の仕方など細かいところまで教えて頂き、講師の Toby・Vaidasに丁寧に教えて頂き、疑問もすぐ解決出来る環境であり、とても充実した研修内容でありました。
懇親会では遠方から来られた先生や多くの先生方との交流や、臨床でのお話を中心に聞くことが出来、内容の濃いものでした。
講師の先生を始め、通訳の先生方、運営して頂いた先生方には貴重な体験をさせて頂きとても感謝しています。
今後、今回学んだことをしっかり復習し、患者さんのために臨床に活かしていけるよう努力していきたいと思います。